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酒の肴にフクロウ話

酒の肴にフクロウ話_e0067502_029595.jpg酒屋だらけ? と思う宿場町

独り酒場で 呑む酒は 別れ涙の 味がする

美空ひばりさんは
美しい唄と美しい悲しみを残した。

独りで、しかも自宅で呑むと酔いが早い。
緊張感がないせいか、すぐ眠れる安心感のせいか。
家で呑みすぎることはないが、外で呑んで翌日が心配な時は
春ウ○○を飲んでいる。



【鳥取県智頭町。造り酒屋の軒に「今年も新しいお酒が仕込めました」というしるしの、「杉玉」、これがあっちにもこっちにも、そこらじゅうの軒先にぶらさがっている。
この杉玉、杉の葉で作るもので、くす玉というか、巨大マリモ的というかの、玉。酒屋か居酒屋の軒先でぶら下がっているのを見かけることもあるはずだ。この玉の色が明るい緑から、茶色に変わってきたころが、「そろそろお酒の呑みごろです」というしるしだ。】

町中こぞって、酒の知らせ。いい町だ。
以前住んでいた街の行きつけの酒屋では
看板若奥さん(と勝手に思っていた)がいて
若旦那が新しい日本酒やワインを仕入れるたび試飲させてくれた。
ラムも豊富にあったな。引越を迷った理由にこの酒屋もひとつ。
【なかには、この変形版とでもいうのか、フクロウ型の杉玉をぶら下げている民家もけっこうある。これがけっこうカワイく見える。
「杉玉工房」という場所では、職人の男性3人が、ちょうど杉玉の製作中だった。
ワイヤーでできた芯に、青々とした杉の葉をひとつずつ押し込んでいき、葉先をカットして整え、綺麗な球形にしていく。
フクロウ杉玉は、職人さんのうちのひとり、西垣さんが考案したものなのだそう。
「私しか作れないんでね」
そんなわけで、フクロウ杉玉が見られるのは、全国でもここだけということなのだ。】

フクロウはTUGGYのラッキーバードなのだ。ますますいい町だ。
最近ではフクロウのグッズが増えてきたので
手に入れるには時間がかからない。
"不苦労"だそうで、再び開運グッズとして有名になってしまったのだ。
だが苦労は買ってでもしろ、と昔の人が言ったので
探す苦労だけしておいて、あまり不苦労グッズは増えていない。

苦労とはなんだろうか。
「これは苦労だ」と自分が思った時がそうだ、と考えたのだが
『それは苦労だよ』といった他人からの相対的評価とも思える。
辛く苦しいと思いながら、逃げられない事実に立ち向かうことかな。
三省堂大辞林さんは言いました
物事がうまくいくように、精神的・肉体的に励むこと。逆境にあって、つらいめにあいながら努力すること。また、あれこれ心を用いること。労苦。

精神的・肉体的に励むことが苦労か‥‥?
呑めばグラスに また浮かぶ

酒屋さん、居酒屋さん、杉玉工房さん、ご苦労さん。

by taging | 2006-03-16 23:57 | 開運