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もう少し強制的でも

もう少し強制的でも_e0067502_16481541.gif性犯罪者にGPS腕輪 仏、累犯対策法が成立
Excite
【フランス国民議会(下院)で24日、性犯罪などを同じ人間が繰り返すのを防ぐため、仮釈放中の居場所を特定する衛星利用測位システム(GPS)を備えた腕輪の装着を、服役囚に求めることを盛り込んだ累犯対策法案が賛成多数で可決、成立した。
 腕輪装着の対象となるのは、性犯罪や殺人、誘拐などの罪で7年以上の禁固刑となった服役囚。仮釈放時、専門家の判断と本人の同意に基づいて装着する。装着期間は最大で6年間。累犯対策法の公布前に有罪判決を受けた場合でも、禁固10年以上のケースは腕輪装着の対象になる。未成年者は除外される。】

禁固刑“7年”はどこから出てきたのだろう‥
法的には小さないたずらでも、被害者には大きな傷となるわけだし
雪だるま式に再犯の酷さがあらわになるケースばかり。
個人的には年月にかかわらず、装着してほしいものだが。




しかも本人の同意を得なければ装着させられない。
“求める”のだ。同意すれば釈放が早くなるなどの条件がない限り
うん、と言う服役囚が出てくるとは容易に思えない。
日経
【同法は性犯罪の刑を現行よりも重くすることなども規定した。
 法案審議で左派は「政府の抑圧的な姿勢があらわになっている」などとして反対。さらに腕輪の装着対象者の範囲などをめぐり、上下両院で激論となったが、両院の議員で作る合同委員会が最終案をまとめた。】

激論の末の“7年”ですか。
この文章だけでは、どんなロジックがあるのか不明だが
反対の左派は他に再犯防止策を持っているのだろうか?
対策に反対の声には疑問を感じるのだが。

GPS腕輪による対策を日本でも導入したらどうか。
管理システムを強化しつつ、更生プログラムを再検討。
これ(プログラム)だって役に立っているのかいないのか‥‥

94年、米国では、ニュージャージー州の事件をきっかけに
“ミーガン法”が事件からわずか3ヶ月後に成立した。
米国でも異例のスピードである。

被害者の母親、近隣住民によって
“再犯の危険があると判断される性犯罪者は
 居住地域の住民や地域組織に対して個人情報を開示する”
という内容の制定運動がなされた。
まず再犯の危険がある者は出所しないようにしてほしいが‥

(誘拐・監禁を含む)有罪になれば15年間は登録が義務づけられ、
検察当局が危険度にランクを決定。
性犯罪者の肉体的条件として再犯が不可能な場合は
登録情報を開示しないこともある。

韓国で同様の法律があるが
「顔写真がないため、性犯罪者と同姓同名で迷惑を被った」
人もいるようだ。

自分に子供がいてもいなくとも
その開示された住所が近隣であれば、
出て行ってほしいと感じる。当たり前だ。
だって“再犯の可能性がある”のだから。

出て行ってほしい→住む場所がなくなる→人権の保護→日本では制定されず
こんなフローはイヤだ。
人権について、様々な議論があるだろうが
“人”とは、慈愛を持つ宇宙。
慈愛の心を持たぬ輩が、人のフリをするべからず。

一度失った「人間界の信用」は、ちょっとやそっとじゃ取り戻せない。
卑劣極まりないこういった犯罪を防ぐよう
日本も、もっとやらなイカン。そして、自分も。

by taging | 2005-11-25 16:38 | 防犯