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自分の子供が加害者になったら(A)

<寝屋川教職員殺傷>17歳卒業生少年が殺意否認

自分では答えの出せないことをタイトルにしてしまった‥。
だが子供の事件があるたび頭に浮かぶことだ。

少年は起訴事実について「目的はあくまで『刺す』ということで、
殺す目的があったかどうか分からない」
と殺意を否認した。

広汎性発達障害が軽度で完全責任能力があった場合を軸に述べていく。
たら、ればでごめんなさい。


愕然‥“刺”せばどうなるか、わからなかったのか。
“刺す”→“殺す”が直結しなかったのか。
わからなかったのか‥‥‥

目的はあくまで『刺す』ということ



昨今の少年犯罪‥‥
我が子にどう責任能力を根ざさせるか?
させる、のではないのだ‥自然に育っていくものだ。

自分と闘うことを知らないんだ。
コブシ握って耐える経験が少ないんだ。
想像の先を恐れなすぎるんだ。それは、想像できないってことだ。

決めつけてしまったが、その他多くの要因はあるだろうが、
少なくとも自分と闘うことができれば、
その瞬間の先にどうなるか想像できる。
だから、子供にも闘ってほしい。
いい大人の背中見るんだから、大人は生き様見せてほしい。


現在未成年の親、これから親になる人は
もっともっと考えなければならない時代なのだなあ。
自分の子供が加害者になってしまったら‥
そんなことばかり考えてたら子育てが怖くなりそうだけど
一生懸命生きて、生んで、でもそうなったら哀しいと同時に
正直、やっぱりどうしたらいいかわからないだろう。

息子だか娘だかを張り倒したその後謝り倒して、
「悪かった」って言うかなあ。
それとも「どうして愛がわからない?」って聞くかなあ。

実際、親をやってる人からは「甘ーい!」って言われそうだ‥。


最後にオススメ自分の子供が加害者になったら(A)_e0067502_16121331.jpg
重松清の本に“ビタミンF”というものがある。
最初の物語は38歳の子持ちサラリーマンが
団地に遅くまでたむろたり落書きしたりする少年たちを見ぬふりしつつ、
けれども自分の息子、
そして自分の子供時代の姿を重ね
自販機にイタズラしていた彼らに向かっていく、という話だった。

[広汎性発達障害] 自閉症、アスペルガー症候群などの自閉性障害の総称。先天的な脳機能障害とされる。症状の特徴は、▽他人の意図を読めずコミュニケーションに問題がある▽想像力に障害があり情緒的理解や抽象的思考が苦手▽自分の興味、関心の対象に執着する——など。その場の雰囲気を察知したり、相手の表情から内心を読み取ることが難しいため、社会適応に訓練が必要とされる。早期発見も重要な課題だが、言語能力や知的発達に遅れのない人も多く、障害があることが分からず診断が遅れる場合もある。社会生活に困難が伴う一方、集中力や記憶力で優れた能力を発揮する人もいる。

by taging | 2005-09-29 15:55 | 防犯